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places / voices

by swimm

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1.
1. エーテルラジオ いつだって君の歌が聞こえるんだよ エーテルに乗っかって君の歌が響くのさ 爪弾かれた横断歩道 片足とびのピアノにはずむ君 の歌は まるで触れられそうなくらいなんだよ なあ いいだろ 素敵な素敵な エーテルラジオ 例えばそれは街の灯がポッカリ口を開いたさびいし い夕暮れ 例えばそれはあの娘のいなくなったやりきれない夜 の部屋 僕は君の周波数を見つけて 離れた思いは少しずつ 少しずつ回り始めて行く それで 今が全てでいいと 少しだけ信じてしまう んだよ Check Check 1 . 2 . Check Check 1 . 2 . Please tune 3 . 9 . 1 . 0 . 8 . mhz So , it’s my mhz . エーテルラジオ Check Check 1 . 2 . Check Check 1 . 2 . Please tune 3 . 9 . 1 . 0 . 8 . mhz So , how’s everything? エーテルラジオ 音楽は鳴り止まないよ 君の物語はまだ終わってな いから さあ伝えておくれエーテル 明日を鳴らす今日の音 楽を 8の字のように ほんの少しだけ二人 重なり合う 瞬間に メロディーは悲しそうに笑った 「君もここに来たん だね」 街の下を流れる 愛しい人々のノイズも 受話器の 届かない 距離や時間さえも 潜り抜けろエーテル 星の声を伴奏にしてさ そいつがいつだって僕を拾ってくれるだろ Check Check 1 . 2 . Check Check 1 . 2 . Please tune 3 . 9 . 1 . 0 . 8 . mhz So , it’s my mhz . エーテルラジオ Check Check 1 . 2 . Check Check 1 . 2 . Please tune 3 . 9 . 1 . 0 . 8 . mhz So , how’s everything? エーテルラジオ いつだったか あの透明な そうただ透明な冬の夜 空みたいな 奇跡みたいな歌を 奇跡みたいな歌を 奇跡みたい な歌を 歌いたいのさ それを 二人 遠く 離れて 確かに 見ているこ とが わかったね そんなような 奇跡みたいな歌を 奇跡みたいな歌を 奇跡みたい な歌を 君に 届けたいのさ
2.
2.リトルボイス(2020NewMix) 今夜もそいつは 僕の部屋にやってきて 調子っぱずれの歌 歌 歌 歌う こなごなのことばを 銀のさじで掬って 耳に流し込んだ やがて届くだろう 僕の部屋の窓から 景色は消えちゃうから 電線の上に飛ばして 町を見下ろす 耳から取り出して 銀の海に透かせば 半透明の結晶体 拡散しながら 降りしきるそいつは 町に溶けてった かすかに光る声は音楽 さびしげにゆれる音は歌 よるべない眼玉の気まぐれに 照らすときだけ明滅くりかえす 明滅 僕の部屋の窓から 景色は消えちゃうから 電線の上に飛ばして 町を見下ろす 遊飛行する季節から 宙づりになって願う 思いは粒子になって 優しい声になって かすかに光る声は音楽 さびしげにゆれる音は歌 よるべない眼玉の気まぐれに 照らすときだけ明滅くりかえす 明滅
3.
3. ワット・ア・リズムフル・ワールド 駐輪場の割れ目から さびしげな歌が聞こえるよ 磨り減った靴底から 踵を濡らすよ うまく眠れなくなった僕は 夢で見た景色を探して る 君の話しの途中で 目が覚めた夢の 朽ちかけの廃材でできた 軋む舟の上に微睡んで ゴーグル泥水透かせば 何年後かのこの街はきれい だね 相変わらずひとりの僕は 岸辺で紫に眠ってる どうせ目が覚めても 何処へも行けやしないんだ 街にリズムは溢れているから 僕の声なんて消され てしまうよ 僕の声なんて 心臓のトレブルを下げて できるだけ静かな振りを して 暮らして行くのはきっと 簡単なことなのに ここだよここだよって呼んでたよ 君の宝物を見つ けたから どうせ誰も何も 答えやしないけど 街にリズムは溢れているから 僕の声なんて消され てしまうよ 僕の声なんて 確かあの電車に乗って 小さな川をひとつふたつ渡 り 遠い星の声を探しに行ったんだ 今は乗れないけど
4.
4. 踊る(春を待つ) 夜が来て二人はよそよそしく過ごした やりきれない思いを刻んで戸棚にしまって 言葉もないままほっておかれたら このままでいられるような今でも気がしてる いつでも旅立てるようにと重ねてあった記憶の束は 日焼けして所在なく片隅でうずくまる 尻目にひっそりとうわごとが堆積していって 三つだけ踏み出せる興奮を求めている 爪の先からドロン 消えても苦しくて 足の先からトロン まどろみ浸してく 春の先から遠く くわえ煙草きめて 夢の影絵と踊る タンゴ ロンド ジルバ ワルツ 二つの音はいつまでも交わらずに 二つの音は生のままぶつかってく どこへ行ける旅立ちもせず 意識と踊る 流麗に踊る… 爪の先からドロン 消えても苦しくて 足の先からトロン まどろみ浸してく 春の先から遠く くわえ煙草きめて 夢の影絵と踊る タンゴ ロンド ジルバ ワルツ ステップ&ステップ 放物線を奏でていく 反響のない部屋の中で 足音だけ倍音にして 繰り返し違う日々の中で 裂け目をただ曖昧にし て 風を起こし 虚空に舞う 春を待って 踊る…
5.
5. 君の街に行けることを確かめようと歩いた 確かなことを持ったまま きっと子供にもどろうとし て 電線 爪痕 歯軋り 重ねた時間の重さ知り 笑う 笑う 笑う 都市に眠る遺伝子を かかとのかけたスニーカーで 吸い上げ脳に直結 身体の中の動物たちがむさぼって 笑う 笑う 笑う 右耳の壊れたイヤホンで出かけて 君がいなくなったときのかおりを探してる フランネルのかおりにふらついてプラネイターと交 信 夜気をたっぷりつつんだあめ玉を頬張り 暗がりの中で蠢く思惑 凝り固まった人達の誘惑 何処まで行っても交錯しない言葉たち 異国のバザールの中で置き去りにされた錯覚を何度 も反芻しながら街をうろつく ここでは君の亡霊に出会えたり出会えなかったりす る だから新しい街をうまく歩けないでいる 感覚が変化することに気づく瞬間はこんなときにあ ったりなかったりする 一概には言えないからうまく言える言葉を探してる けど見つからない もう帰ろうか でも帰る場所が安心できるかといったらそうでもな くて そもそも帰り道に辟易 奮い立たせる音楽なんて知らないしな 太鼓やシンバルの音に合わせて闊歩することはめん どくさい 街のリズムにシンクロしたいなんて玄人臭い考えを 鼻にかけたりして そもそもその自意識が邪魔で早く体が疲れてしまえ ばいいのに そしたらいつか読んだ臨界点に達した敗残兵みたい にあてどなく歩けるかもしれないのに 「そもそもなんでだっけ?あぁ君の街を探してんだ」 ってな具合にね どこまで行っても君の記憶としっくりくることがな くて ただ次の駅をきめる また次の駅をきめる また次の 駅をきめる 目的地を永遠とのばして 君がいなくなった街を 君がいなくなった瞬間を 君 がいなくったときのかおりを ひたすら探していく 繰り返していたら ふっと身体はさらわれて 時間に もっていかれて 結局今日もたどりつけなさそうだよ 右耳の壊れたイヤホンで出かけて 君がいなくなったときのかおりを集める 君の街に行けることを確かめようと歩いた そしたら夜に掬われて溶けて消えてなくなったよ でも怖くないよ 思いは便利なところも少しはあって 厭なことは擦り傷みたくみえないことにできる でもじわじわと違和感だけは残る そうやってこの街 はいつも 亡霊に取り憑かれている 路地裏 吐瀉物 よれよれのTシャツ 黴でよごれた門 柱 よそ者を排除しようとするニュアンス ゆっくりと幻灯をつけながら 街の明かりを一つ一つ 確かめながら ノックしたら一体誰が出てくるんだろう そしてまた次の駅をきめる また次の駅をきめる ま た次の駅をきめる 目的地を永遠とのばして 君がいなくなったときのかおりは いつも同じように 違う だから少し怖いんだ それは注射におびえる程度に そしてまた次の駅をきめる また次の駅をきめる ま た次の駅をきめる 不器用なギターを羅針盤にして 力強く鳴り響くこの静けさは何? そうだ君のかおりを探しにこの街へやってきたんだ よ 君の街に行けることを確かめようと歩いた そしたら夜に掬われて溶けて消えてなくなったよ でも怖くないよ 祈り 願い 夢を 見てる 願い 祈り 夢を 蹴飛ばす 祈り 願い 夢を 繕う 願い 祈り 夢を 見てる

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swimm - places / voices

曲目:
1.エーテルラジオ
2.リトルボイス(2020NewMix)
3.ワット・ア・リズムフル・ワールド
4.踊る(春を待つ)
5.君の街に行けることを確かめようと歩いた

lyrics : swimm-kyoto.blogspot.com/2020/04/places-voiceslyric.html

credits

released April 24, 2020

swimm:
吹岡弘彬(Vocal, Guitar)
中川裕貴(Cello, Field recording, Edit, Bass on tr.3)
大澤慧(Keyboard, Chorus on tr.1,4,5)
谷竜一(Poetry ※本音源収録時には未参加)

ゲストプレイヤー:
イガキアキコ(Violin)on tr.5
備後英行(Guitar)on tr.1,2,4

Recording/Mix:
粕谷茂一(tr.2,5 in 2012)、YOSHIOKA SATOSHI(tr.3 in 2009)、大澤慧(tr.1,4 in 2013~2018/ Re-mix on tr.2 in 2020)

website : swimm-kyoto.blogspot.com

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